外国人技能実習生受入制度とは

外国人技能実習制度は、日本の高度な技術や知識を発展途上国に伝え、これによりその国々の経済発展を支援する人材を育成することを目的としています。実習生は、日本の企業や事業所と労働契約を結び、母国では学ぶことが難しい技術を習得します。初めは「技能実習1号」として1年間の研修を受け、技能試験に合格すると「技能実習2号」としてさらに2年間学ぶことが可能です。その後、さらに技術試験に合格すれば「技能実習3号」としてさらに2年間の研修が認められ、合計で最大5年間の研修を受けることができます。

技能実習制度の受け入れ条件は?

18歳以上で、帰国後に日本で習得した技能を活用する予定があること。また、母国では習得が難しい技能を学ぶことが目的であること。本国の政府や地方自治体などから推薦を受けていること。そして、日本で行う技能実習と同様の業務に従事した経験があることが求められています。

外国人技能実習生の月収は?

厚生労働省が発表した2019年の賃金構造基本統計調査によると、外国人技能実習生(平均年齢26.7歳)の賞与や残業代を含まない1か月の平均賃金は15万6900円でした。

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